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能登半島の付け根に位置する富⼭県氷⾒市は、富⼭湾越しに望む⽴⼭連峰の絶景や、氷⾒⽜、寒ブリなどの名産地としてよく知られています。
本プロジェクトはそんな絶景の望める海岸沿いに位置し、氷⾒を代表する景⾊と⾷を同時に楽しむことができるグランピング施設です。
本敷地は⿊⽡の屋根が⽴ち並ぶ歴史あるエリアからは少し離れた新しい埋め⽴て地であり、この場所でしか⾒られない新しい⾵景を作るために、空・⽴⼭連峰・海を表す3⾊のブランドカラーを建築にも反映させ、配置によって⼭々の連なる景⾊を表現した。

WHARF & Co.
2022



施設は全体に6棟の宿泊棟からなる宿泊エリアと、⽇帰り利⽤可能な飲⾷エリアに分かれている。

飲⾷エリアでは、前⾯道路よりもテラスの⾼さを上げることで、公園越しに海と⽴⼭連峰を⾒ながら料理を楽しむことが出来るよう計画した。

宿泊エリアへのアプローチは、宿泊棟の連なりをランドスケープのパターンにも反映し、幾何学的なリズムの中に空と海の⾊を写した明るいリゾートらしい雰囲気を作っている。


客室はアウトドアダイニングを設け、眼前に広がる景⾊の中で⾷事を楽しむことができる他、リビングとの間には⼤きな開⼝部をとることで、コンテナの規格サイズを感じさせない空間の広がりを持たせている。


⽤途:宿泊施設、飲⾷施設
計画地:富⼭県氷⾒市
構造種別:S造
敷地⾯積:2,374㎡
延床⾯積:309㎡
クライアント:G&W Outdoors
設計・監理 :Project O
構造設計:DN-Archi
ランドスケープデザイン:プラットデザイン
施⼯:売⽊林業、野⽥建
写真:⽥川絋輝
ウェブサイト:http://wharf.co.jp/
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