スノーシーズンしか稼働できないスキーリゾートを通年型のリゾートエリアへ生まれ変わらせる試みとして、季節に関わらず楽しめるプールやサウナ施設を付帯した宿泊施設を計画した。計画地は新潟県の豪雪地帯の山あいにある、スキー場にほど近い場所に位置する。 計画する上では、宿泊ゲストのプライベート性を大切にしつつも、施設としての一体感を感じさせるような”ヴィレッジ感”を演出することをテーマの一つとした。
その手法のひとつとして、細かく分節された勾配屋根が寄り集まっている様子を、全体の世界観に落とし込んでいった。 配置計画は、人が集まるエリアとして敷地の中心部に広場とサウナ施設を設け、その周りを囲むようにヴィラタイプの宿泊施設6棟及びキャンプエリアを計画した。

新潟のサウナ・リゾート
2021

サウナ施設は、賑わいと文字通り熱気が外から見えることが、他にない施設のアイデンティティとなり
また、本格的なフィンランド式サウナ、ドームサウナ、トレーラー型など多様な体験をミックスすることで、この場所に集まる人の個性や施設としての可能性を反映する空間になっている。
良質な地下水を汲み上げた水風呂など、サウナ専門家の監修のもとデザインに落とし込んでいった。

各ヴィラに設けた半屋外空間には、それぞれファイヤピット付、ツリーハウス付、露天風呂付などのキャラクターをもたせ、ゲストが個性的な過ごし方ができるような計画としました。 また、部屋の中心部には炭火焼やグリル料理もできるカウンタータイプのキッチンを設け、料理や食事を通じてコミュニケーションが生まれる場として設えました。
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用途:宿泊施設
計画地:新潟県
延床面積:1,306㎡
設計:Project O
構造設計:DN-Archi
設備設計:建築エネルギー研究所
照明デザイン:NOOSA DESIGN
ランドスケープデザイン:SOLSO